37歳からの血まなこ婚活日記

まさか自分がこの歳まで結婚できないなんて夢にも思わなかった売れ残り女子が、アラフォー目前にして本気の婚活を始めました

二人生活

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ポン太さんが我が家に引っ越してきてから数週間が経ちました。


お互いの仕事のスケジュールが違うため一緒に家に居られる時間が貴重なせいか、当初の予想と反して今のところとてもうまくいっている私たち。


日本で暮らすお互いの親にもきちんと報告しておこうと、LINEのビデオチャットで無事に挨拶も済ませました。


(この時まだ前の彼と別れたことすら報告していなかった私はどんな反応をされるか気が気じゃありませんでしたが。)


うまくいっている同棲生活ですが、やっぱり赤の他人と住むことは少なからずストレスが発生します。


特にただの1LDKの私の家だと逃げ場がない。


といっても仕事のスケジュール上、家で一人になれる時間はかなり多いのでそこに関しては私は今の所全くストレスはありませんが



一緒に暮らし始めてからの悩みのタネは

1.いびき・寝言・パンチ
2.眠りが浅くなる
3.キレイレベルの違い


です。


彼のいびきはかなり大胆不敵で豪快でありまして、少しの物音で目を覚ましてしまうLight Sleeperな私の安眠を妨げる天敵です。


一緒に住み始めて間もない頃はいくら遅い時間に帰ってきても寝る前に2、3杯のビールを流し込んでから寝ていた彼。
その後10秒で寝落ちし、そこから朝まで大音量のいびきが鳴り止むことがありませんでした。


最近では痛風の治療と、お酒を飲んで寝ると疲れが取れないという事実に(やっと)気づいてくれたこともあって、彼自身進んでビールを飲まずに寝るよう努めているので、ありがたいことに最小のいびきで収まっている日もあるのです



が!


彼はいびきだけにとどまらず、寝言も恐ろしくはっきりと喋る人種でありました。


夜中に誰かから話しかけられたと思い目を覚ますと、横には完全に眠っている状態のポン太くんがはっきりと

「それ美味しそうだね!うん。うん。いいんじゃない?」

と結構な大きな声で叫んでいました。



仕事で同僚とウマが合わずイライラして帰ってきた日の寝言は
大声で「ふざけんなよ!」
(~_~;)



そしてこれがまた寝言だけにもとどまらず、なぜか夜中に横から腕を思いっきり伸ばして私の顔めがけてパンチまでしてきます(涙)。


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もちろん本人はわざとやっているわけではない(らしい)のですが、寝ながら”伸び”をするクセがあるのか、ゆっくりと腕を伸ばした先に私の顔がある、とのこと・・・・なのですが、



何か異物にタッチした時点で人間普通は目を覚ますはずが、彼の場合は私の顔をそのままグイーッと押し続け、パンチが完成します。これがかなり痛い。


当然こちらは飛び起き、何が起きてるか状況が把握できない中、完全に目をつぶっているポン太くんが私の顔をパンチしている絵が目に飛び込んできました。初めは我を疑いました。


恐ろしいことに完全なるパンチを決めた後も彼は目を覚ましません。


「痛い!」

と叫ぶ私の声で初めて意識を取り戻し、

「ん?どしたの?」

とすっとぼけたことを言いやがります。


初めてパンチされた日から3夜連続で殴られた時はさすがに別々に寝ようか真剣に考えました。


このいびき・寝言・パンチの三重苦に加えて、ポン太くんの仕事のスケジュールも私にとったら大問題でした。


彼の仕事には午前シフトと午後シフトがあり、

午前シフトは朝7時から午後3時半まで。
午後シフトは午後3時半から深夜12時まで。



そしてこのシフトが2週間ごとに変わるというなんとも安定しないスケジュールなのです。


我が家から彼の職場までは車で約45分ほどかかるので、午前シフトの時は朝5時半に起床。


当然その目覚ましで私も起きてしまいます。


午後シフトの時は彼が家に帰ってくるのは深夜1時前。


その時間は大概寝ているのですが、眠りが浅い私は彼の帰宅の音で目を覚まし、その後眠れなくなることも多々。


毎日睡眠を妨げられるので少しでも多く寝ようと日に日に布団に入る時間を早めるものの、いい感じのところで何かしらの事件によって起こされるのでぐっすり熟睡した感覚が得られない今日この頃・・。


他人と一緒の布団で寝るというのはこんなに大変だったかと思い知らされています。


3番目のキレイレベルの違いについてですが、
これは女子と男子で基準が明らかに違うのか、部屋やキッチンの使い方についてもっとキレイに使って欲しいと思うことだらけで、頭を悩ませているところです。


例えば私は部屋が汚れているのが嫌なのでホコリやゴミ、髪の毛が落ちていたら拾ったりコロコロをしてほしいものの、彼の目にそのゴミや髪の毛は映らないらしく当然スルー。


掃除機をたまーにかけてくれるんですが、かけ方がさささー、で全くもって念入りにはやってもらえず。


茶碗の洗い方一つにしても特に注意して洗うでもなくささーっとスポンジで触ったレベルでゆすいでしまうので油や汚れが完全に落ちきっていないお皿が多く、結局私がもう一度洗う羽目に。


彼の方が私の家に転がり込んできた(言い方)こともあり、元々の部屋の状態を維持しようと彼もハイハイ聞いてくれるところはとても助かっているのですが、なんせ一回注意しただけで二回目からそうしてくれるわけではなく…。


毎回小姑のように細かくダメ出しをしながら少しずつ調整してもらっている感じです。


これはお互いが認める部分と譲り合う部分が出てくるので二人とも”慣れること”と”変わること”どちらも求められそうです。


とはいえ、この短期間のうちに一緒に住むことを決断してくれて、小姑のように小言がうるさい私に文句を言うでもなく合わせてくれるポン太くんに感謝でいっぱいで、それを思うと毎日のお弁当作りも苦になりません。


これでポン太くんの体重が減って痛風が完治したらいいなぁ。



つづく。