37歳からの血まなこ婚活日記

まさか自分がこの歳まで結婚できないなんて夢にも思わなかった売れ残り女子が、アラフォー目前にして本気の婚活を始めました

二人暮らしのお金の話

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同棲が始まるタイミングでまず最初に話し合ったことはお金の話です。


結婚していない相手とどのようにお金をやりくりしていくのが普通なのか。


付き合っていた人と”同居”していた期間はあってもオフィシャルに”同棲”はしたことがない私。


5年付き合った元カレが一年半ほど半同棲状態でうちに住んでいた期間はあったのですが、彼の家は別にあり、自分の服の洗濯(シェアランドリーなのでうちで洗いたくなかったっぽい)や甥っ子に会うためにしょっちゅう数日間泊まりがけで帰っていたし、彼は公に住所を変更しなかったので私からしたら”同棲”とは言えませんでした。


その時のお金のやりくりは家賃や光熱費、テレビ、インターネットなど家に関するものは私が全て出し、食費や日用品などの生活費を彼がほとんど出してくれていました。

どちらが決めるでもなく自然とその流れになっていました。


家賃担当の私の方が生活費担当の彼よりも多く払っていたのですが、彼曰く
「僕は車のローンも保険もあるから毎月の出費は君より大きいよ」

と謎の言い訳。

車は私のものにならないし、ましてや私運転しないし、関係なくない?と腑に落ちませんでしたが、それでも生活費を出してもらっていただけ毎月お給料の半分近くを貯金に回すことができ、かなり助かっていました。


しかし今回はちゃんとした同棲です。


ポン太くんの方からお金の話をフってきたので、まずはお互い一人暮らしをしている時に毎月何にどれくらい使っていたかを全部書き出そうと提案し、やってみることに。


見かけによらずアプリで家計簿をつけている家庭的な男ポン太は携帯を見なくても〜代が毎月いくら、と数字をスラスラ書き出せるほどの把握っぷりで、これから財布を一つにするかもしれない相手としては無駄遣いがなさそうで好印象。


お互い書き出した結果、ポン太くんが一人暮らしをしていた家賃が激安だった代わりに車の維持費がかかる為、私たちの数字に大差はありませんでした。


一緒に住めば当然ポン太くんが一人暮らしをしていた部屋の家賃が浮く為、単純に2で割っても二人とも以前よりは出費が抑えられる計算で、


単刀直入に
完全に折半”か”家賃担当🆚生活費担当
どっちがいい?と聞かれました。


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「え?選択肢その二つかい」

と疑問に感じた私。


なぜならポン太くんの方が私より稼いでいるし、何より男の人には多めに出してもらいたい欲求が心底ある為、少し違和感を覚えてしまった私。


最初はうーん、そうだなーとかわい子ぶっていた私でしたが、今後のタメにならないと意を決して自分の思いを吐露。


「ポン太くんの方が年収多いわけだし、正直こういうのは男の子に多めに出してもらいたいな」


するとニヤニヤし始めた彼は「え〜そうなの〜?」

そう来たかと言わんばかりの一本やられた顔。


しかし負けじと反撃します。


二人の言い分はこうです。


■ポン太の言い分




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同棲することのメリットは出費を抑えられることにもあるから一人暮らしの時の出費以上を払いたくない。
職場が遠くなったからガソリン代が倍になったんだよ!それに今年は300万貯金したいからお金を手元に置いておきたい(!)

■私の言い分




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(300万!?)うーん。でも基本的にポン太くんの方が収入多いんだし、きっちり折半とか言わず私より多めに払って欲しい。それにケチって生活の質を低くしたくない。


彼の職場が遠くなりガソリン代が倍かかることは十も承知なのであまり責め立てることはできませんが、食生活に関しては私と一緒に住むことで前よりもかなりちゃんとしたものが食べられているんだから(と自負)一人暮らしの時よりも払いたくないなんて言わせない、と思ってしまいます。


ましてや痛風になった彼の食生活改善に尽力してますから。


双方一歩も譲らぬ攻防戦のまま話し合いは平行線を辿り、結局今まで通り私が家賃やら家の出費を払い、ポン太くんがそれと同等の金額を私の口座に振り込んでその額を生活費として使って様子を見てみる、ということに決定してしまいました。(負けた気しかしない。)


結局彼からもらったお金でその額内に収まるように私が家計をやりくりしないといけないことになったのです。(はみ出た金額は自腹)


裏を返せばこの生活費を抑えられれば余ったお金は自分の口座に残る計算になるのですが、生活の質を落としたくない私は食費や生活用品のバジェットを削れる自信がありませんでした。


入出金は私のクレジットカードからで、ポン太くんが食料品の買い出しに行ってくれる時は私のカードを持っていくか、後から私が彼の口座にEトランスファーするかになります。


外食やテイクアウトをした日も基本的に私が払うのですが、たまにニヤニヤしながら
「今日は俺が払うよ〜」
と”多めに払う”姿を見せてくれるので、そういうところは評価アップ。


とりあえずこれで1ヶ月やってみて計算したところ、私が払った家賃分と本当に同等か、少し上回るぐらいの生活費で結局私の方が多く払っていた模様でしたが、まぁ私もフルタイムで働いてそこそこもらっているのでここは多めに出してもらう考えは捨てて割り切るしかなさそうです。


しかしなんでコストコのお会計ってこんなに高くなっちゃうんでしょうか。


二人暮らしを初めて真っ先に作ったコストコカード。


年会費が結構な痛手ですが、生活用品や食料費が安く手に入るなら作らない手はない!と張り切ってゴールド会員にしたものの、今の所コストコのおかげで生活費が浮いた様子は特になく、むしろ一回の買い物でのお会計が普段の買い物の額の3倍はするので生活費をやりくりしなければいけない者にとってはかなり痛い。


ポン太くんに多めに出してもらおうと目論んでいたにも関わらず、うまくいかず結局自分が多めに払うなんて神様も見てるなぁ、人の心を…。



つづく。