突如現れた期待の新星
このフランス人…いい…。
こんなに厳しい出会い系のプロをも唸らせるプロフィールで、6枚の写真から時々のぞかせる笑顔の眩しいこと!
過去に一度押したっきりのマッチボタンを心をドキドキさせながらポチ。
でもこの人どっかで見たことあるような…
うーん、でも全く思い出せないし、もしかしたら昔一度だけ鍼打ってもらったりしたのかなぁ。とぼんやり考えながら、
なんか良さそうな人とマッチしたし、一人の人と真剣に会いたい〜と心を躍らせた私は、元々自分のプロフィールと名前を街中の人にさらけ出すことに抵抗があった為自らのアカウントを停止。
アカウントを停止している間もマッチした人とだけは会話ができるシステムなので、そこは問題ございません。
果たしてこのフランス人からメッセージは届くのでしょうか。
家に帰ってその日の夜ごはんの支度をしている時に携帯がピコーン。
フランス人からの予想だにしないメッセージが届きました。
僕のこと覚えてる!!!!???
やっぱりどっかで会ってたんだ!!?
えーーーー一体どこで会ってるんだろう…昔一緒に飲んだとかかな…酔っ払って変なことやらかしてたらどうしよう…と理由もなく恥ずかしくなってきたところで
ナヌーーー
6年前!?
それはだいぶ前だし、覚えてなくても大丈夫なやつだ。
正直に「覚えてない、ごめん」と伝えると、
なるほど。筋が通りました。
私が今の美容室に移る前の美容室で働いていた時に髪を切りに来ていたお客さんだったんです。ただ私ではなく他の同僚が担当していたので、直接話したことはない(んだと思います、私の記憶では)。
彼の話によると、担当のスタイリストが6年前にお店を辞めてからは行っていないとのことだったんですが、なんと私のことを覚えていて、さらには
と。
かわいい?また会いたいと思ってた?
やばい…落ちてしまう…
…ぽ…
つづく