37歳からの血まなこ婚活日記

まさか自分がこの歳まで結婚できないなんて夢にも思わなかった売れ残り女子が、アラフォー目前にして本気の婚活を始めました

未来の旦那さん候補②

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友達の友達の紹介で知り合った韓国人ユーンさん

  • 顔:きっとあんまりカッコよくはない(サングラスの為真相分からず)
  • 職業:無職(失業7ヶ月目)
  • 身体:ぽっちゃり
  • メールから読み取れる感じ:英語が怪しい
  • 結婚への意志:きっとある(少し前に婚約していた)


この方と今日ランチデートに行きます。


レストランの予約時間2分前に着いた私。見渡す限りユーンさんはいないので、お店の人に予約があることを伝え、パティオ席に通してもらい一人待つ私。

遅れる事7分。

「ハロー」

背後からユーンさん登場。


失礼ですが思ったよりも太ってる!


顔は芸人の有吉さんを結構太らせた感じで、顔はパンパン。韓国人には珍しく目がクリクリのくっつきめ。


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デートだっつうのに洋服はヨレヨレのシャツにスウェットパンツ、どこに売ってんの、それ?と思った謎の上履き風スニーカー。


遅れてきた割にはだいぶ落ち着きを放っていて、初めて会う私に特にドギマギすることもなく、


「何食べるー?」

と元々友達かのような空気。


見かけによらず意外とこの人女の人に慣れてるのかも。


ユーンさんは昼間っからビールを頼み男らしさをアピール。


おそらくこの方とてもマイペースな方で、本当に落ち着き放ってるユーンさんを見て私も全く緊張することなく普通に会話ができました。


ただ、予想通りというか予想以上に彼の韓国語アクセントの強い英語がなかなか聞き取れず、会話がとめどなく中断。


彼の言っていることがあんまり頭に入って来ません。


というのも彼、初めて会ったからだからかもしれませんが、全くユーモアがなく、会話してても特に面白いことが一つもない…。常に真顔で淡々と事実だけを教えてくれる感じでした。


それによると彼は

  • カナダに来て10年
  • 3月に仕事を辞めて今は職探し中だけど、働きたいと思うところがない
  • 今は失業手当をもらって生活
  • 家賃がそこまで高くないので失業手当だけで十分生活できている
  • とりあえず来年の3月まで失業手当が出るのでこのままもらい続けようと思っている
  • この一年で体重7、8キロ増加
  • 料理はする
  • 休みがあれば韓国に帰るだけで旅行には行かない
  • 韓国の実家は農場
  • 趣味は特になし


などの諸情報が判明。


いや、来年の3月まで働くつもりないってアンタ。


よく彼女作ろうって思うね。


さすがに以前婚約していたという話は突っ込めませんでしたが、しゃべった感じからおそらくユーンさんは韓国人としか付き合ったことがない方だと判断。


それは別にいいんですけど、やっぱりコミュニケーションの問題で、相手が何言ってるか分かんないのはどう考えてもストレスです。


このランチ中の1時間半だけでも何度聞き返したことか…。


そしてこの日は風がとても強く、パティオに座ってる間もビュービュー吹き荒れる風が私の身体を冷やし続け、食べ終わる頃には芯まで冷えた体がガクガク震え始めていた私。


寒い寒い言う私を気にすることなく食後のコーヒーを頼むユーンさん。


めちゃくちゃ優しいってウワサで聞いてたけど、うーん。どうかな…


その後お会計になり、会計表が来てもそれを見ることもなければ、財布を出す素振りすらしないユーンさん。


え…もしやこれ全部私が払うの…?


全く動かないユーンさんを見て不安になった私は自ら会計を別にしてもらえるようにウェイトレスさんに頼み、それぞれのお会計を済ませました。


あー、ダメだ。1回目のデートで割り勘とか私ちょっと引いちゃうんですよね…。


紹介してくれたお友達には申し訳ないけど、ユーンさんは彼氏にはならないかな…。身体がガクガク震えるし今日は帰りたいなーと思っていると、


「これからどうする?どこ行く?」


と、ユーンさん。


え、私寒すぎて死にそうなんだよね(てへ)と伝えると


「じゃあ日向を歩こう」


そうゆうことじゃないんだけどー(涙)


断れない私は、少しだけ海沿いを散歩しに行くことに。


歩きながら何を話したかはあまり覚えていませんが、家を買おうと思ったけど職を失ったから買えなかったとか、知り合いの車整備所に空きが出るのを待ってるとかを話したと思います。



海沿いを1時間ぐらい歩き、冷え切った身体が限界を迎えたので、そろそろ帰ろうと提案すると、じゃあ次は韓国料理を食べに行こう、僕はいつでも空いてるから!と、ユーンさん。


悪い人ではないし、リラックスした雰囲気が結婚相手としてはいいのかもしれませんが、なんせ言葉の問題と、特に盛り上がることもなく終わった3時間のデート。そしてランチが割り勘だったことがどうしても引っかかってしまった私はユーンさんを未来の旦那さん候補から削除したのでした。




つづく。